そういえば昨日は友人がKGことキョートグラフィーに参加してるとのことで東山あたりのカフェへ。
三条通りから商店街に入り、南へ。
綺麗にリノベーションされたカフェには友人の写真や被写体の書家の方の作品などが飾ってある。
BGMはかかっていたのかもしれないが、気が付かなかった。カフェの中は、「おもや」と「はなれ」の間にでも屋根をつけて拡張されたようで、天井が四角く縁取られ明かり取りになっており、そこから裏のお家の壁がこちらをのぞいていた。
がらんとした店内には二人組の女子二人と私だけ。
ホットコーヒーを頼んだ私は、なぜか女子二人が目の前にいるソファに案内された。
なんと彼女たちの真横に友人の作品が映し出されている。
視界に二人を収めながらの鑑賞で少々気まずかったが、彼女たちはあまり気に留めている様子はなかった。
それもそのはずで店の雰囲気とは少し異質な、分厚い革のロングブーツ、昔のゴスロリ風?を二人とも履いている彼女たちは黙々とスマホを触っていたからだ。
手持ち無沙汰な私は途中で本でも買ってこればよかったと後悔しながら、視線を彼女たちから微妙にはずしつつ壁面にプロジェクターで大きく映し出される映像をぼんやり眺めていた。
しばらくして、去り際の彼女たちが話していたのは、どうやら韓国語らしかったが、韓国映画で口の悪い韓国語しか知らない私だから、それがそうなのかどうか定かではないと思った。
誰もいなくなった席の隣のスペースにフリーペーパーやら何やらと一緒に文庫本が置いてあるのに気がついた。
手に取ってみると松岡正剛の『日本数寄』だった。
なんとなく開いたところから読み始めてみる。
中には書き込みがびっしり。店の本なのか、または誰かの忘れ物だろうか。流石に彼女たちのものではないだろう。
その本のなかに、日本の芸能の発生構造が「辻・道・門・庭・奥」
の順で成立したということが書いてあり、なるほどなと一人唸ってしまった。
もしよければお近くの方は友人の展示に行ってみてください。
https://kgplus.kyotographie.jp/en/exhibitions/2026/welwitschia
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